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January 12, 2008

WOWOW live report @ Nagoya

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2万人のファンがナゴヤドームに結集!コンサート開始から大合唱に
 2年ぶり14回目となるボン・ジョヴィの来日公演。今回は最新アルバム「ロスト・ハイウェイ」を携えて昨年10月に彼らの地元、ニュー・ジャージーからスタートしたツアーとなっている。来日公演の皮切りとなるナゴヤドームでは、2万人のファンが集まった。開演時刻の7時を少し過ぎた頃に、照明が消え、メンバーが登場。今回のアルバムのタイトルナンバーでもある「ロスト・ハイウェイ」でライブはスタートした。ジョンは後ろに「LOST HIGHWAY」と書かれた黒の革ジャンに黒のジーンズという姿で、まさにロックバンドの王者としての風格を感じさせる出で立ちだ。最高の笑顔ともに1曲目を終えると、そのまま大ヒットナンバー「禁じられた愛」がスタート。“Shot through the heart〜”というおなじみのフレーズで、会場は早くもステージと一体化して大合唱に包まれた。さらに「タイムマシンで昔に戻ろう!」というジョンの掛け声で、 デヴィッドのキーボードが印象的な「夜明けのランナウェイ」がスタート。会場全体は80年代に戻っているかのようにヒートアップし、「ザ・レディオ・セイヴド・マイ・ライフ・トゥナイト」へとなだれ込む。
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ロックバンドとしてのさらなる成長をうかがわせる最新アルバム
 そして、「サマータイム」や「メイク・ア・メモリー」、「ホール・ロット・オブ・リーヴィン」といった今回のアルバムに収録されたナンバーが続く。最新作「ロスト・ハイウェイ」は昨年はじめてグラミー賞を獲得した彼らが、ロックバンドでありながらもカントリーの要素を取り込んで、さらに彼らの音楽の幅を広げた作品。今年のグラミー賞では最優秀ロック・アルバム部門にノミネートされ、2年連続のグラミー賞受賞が実現するかどうかにも注目が集まっている。ライブでもヴァイオリンで参加している紅一点、ロレンザ・ポンスがステージ前方に出て、ギターのリッチーと絡み、伸びやかなジョンのボーカルとともに心地よい絶妙なサウンドを作り出している。ロックバンドの王者であるボン・ジョヴィのサウンドがカントリーを取り入れて自分たちの音楽として昇華し、さらに骨太に進化したことに気づかせてくれる。
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怒涛のヒットナンバーの連続で会場のボルテージは最高潮に!
 さらに中盤以降も「ボーン・トゥ・ビー・マイ・ベイビー」や「イッツ・マイ・ライフ」、「バッド・メディシン」などのヒットナンバーが連続。「イッツ・マイ・ライフ」 ではステージのジューク・ボックスにコインを入れて曲がスタートしたり、「バッド・メディシン」では、ティコのドラムが炸裂するコンサートでおなじみのナンバー「シャウト」が演奏されたり、「アイル・スリープ・ホエン・アイム・デッド」ではローリング・ストーンズの名曲「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」を折り込んだりと、彼らのライブならではの楽しい演出で観客を盛り上げる。そしてアンコール前のラストは、ロック史上に残る名曲「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」。会場のボルテージは最高潮に! アンコールでも「ハヴ・ア・ナイス・デイ」、「キープ・ザ・フェイス」「ウォンテッド・デッド・オア・アライヴ」といったヒットナンバーがずらり。円熟期を迎えながらまさにモンスターバンドとしての彼らの進化を目の当たりにできる圧巻の2時間だった。毎回大きく演目を変えるという今回の来日公演。生中継される東京ドームでの彼らのパフォーマンスは見逃せない!

Posted by riesambo at January 12, 2008 07:45 PM