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July 03, 2007

THE SUPER DRY LIVE

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米国の人気ロックバンド、ボン・ジョヴィが6月30日、東京都千代田区の日本武道館で開かれたアサヒスーパードライ発売20周年記念「THE SUPER DRY LIVE」に登場した。ボーカルのジョン・ボン・ジョヴィさん(45)は、28日の神戸ワールド記念ホールでのコンサートから熱が下がらず、この日も38.5度の高熱を押してステージに立ったが、体調不良を感じさせないパワフルなパフォーマンスでヒット曲「BAD MEDICINE」など全11曲を熱唱。満員の9000人の観客は総立ちで歌声に酔いしれた。
 オープニングに登場したのは日本を代表するユニットのドリームズ・カム・トゥルー。05年のシングル曲「JET!!」でダンサブルに幕開けし、ボーカルの吉田美和さん(42)は息も切らせずアップテンポの歌とダンスを次々に披露した。「ていうか」では空手の型のような振り付けで踊り、「武道館でやったと思ったら、ちょっとうれしい」とはしゃいでいた。ラストの8曲目は、新曲で映画の主題歌にもなったバラード「きみにしか聞こえない」でしっとりと締めた。
 ドリカムで会場が温まったところで、2番手として3人組バンド、MALCO(マルコ)が登場。新人発掘ライブ「SUPER DRY B−JAM」で頭角を現し、メジャーデビューを果たした彼らは「こんな大きな会場は初めて」と戸惑い気味に話していたが、2曲目からPAの上に乗って観客をあおったり、「僕らはMALCO」と客席との掛け合いでコミュニケーションを図り、関西人らしい笑いを含んだパフォーマンスで全5曲を演奏。会場を大いに沸かせた。
 最後に登場したボン・ジョヴィは、チープトリックのカバー曲「I WANT YOU TO WANT ME(邦題:甘い罠)」でスタート。前半は6月13日に発表した通算10作目のアルバム「ロスト・ハイウェイ」の収録曲を中心にライブを進め、後半は初期のヒット曲なども飛び出して会場の熱気は最高潮に達した。「来年1月にはツアーでまた東京に来るよ」と日本のファンとの再会を約束し、コンサートを終えた。

Posted by riesambo at July 3, 2007 12:20 AM